2023新年のご挨拶
長野市は年末に20cm程の雪が降りましたが、その後は比較的穏やかな日が続いています。
本年もよろしくお願いいたします。
で、昨年の収穫ですが、実は2022年はあまりレコードを買っていません。
家のレコード棚が一杯になってしまった2年ほど前から、購入したら段ボール行き、になってしまっているので自粛中なのです。
というわけで、昨年最後の買い物はこちら


サンタナ「キャラバンサライ」の4チャンネルSACDです。
アナログLPはほぼリアルタイムで購入、毎日のように聴いていました。
今でこそ、マイルスやコルトレインからの影響や、スピリチュアルジャズからそう遠くない、とか理解できますが当時は高校生。分からないなりに何か高級な感じがしてカッコイイ、などと思ってましたが、実はA面のランニングタイムが30分近いので、寝るのに最適だった、というのが真相だったような気が・・・。
でも、当時から「4チャンネル」ってどんなんだろう、とは思っていたのです。
我が家の5.1chシステムは数年前に第2期ジェフ・ベック・グループのSACD

(写真のハイプシールが逆さになっているのはこの方が入れやすいため)
を聴こうと思って導入しました。オーディオをやっている方から見たらオモチャのようなものですが、それで聴いてみます。
冒頭のコオロギの鳴き声に続くハドリー・カリマンのサックスがぐるぐる回るのに始まり、今まで気が付かずにいた音がたくさん入っているのにビックリです。
習慣とは恐ろしいもので、だんだん眠くなってきますが(大体5曲目「Song of the Wind」の辺りで気持ちよくなって寝ます)我慢してたどりついたA面のハイライト、ラストの「All the Love of the Universe」、ギター&オルガンソロのバックで繰り広げられるマイク・シュリーヴとダグ・ローチによる凄まじいばかりのインタープレイのはずが・・・あれれ、ベースがあり得ないほどに小さくミックスされてますよ。スラッピングやポリリズミックなフレーズを交えた才気あふれるプレイなのに・・・これなら2chを選ぶよ、というガックリな結論です。
あらためて感じるのは、録音の途中でバンドを離れてしまった、創設メンバーでもあるグレッグ・ローリーの存在(不在)の大きさです。
バンドがスピリチュアル路線に舵を切ったのに合わずに辞めたのか、それとも彼が辞めたのでこちらに進まざるを得なかったのかは分かりませんがやはり、歌もキーボードも、特別にうまいというわけではないけれども味のある彼のプレイはバンドに不可欠だったように思います。
サンタナにとっては過渡期に出来てしまった最高傑作なのかもしれません。今後も折に触れて聴こうと思っています。(特に眠れない時)
そんなことで、本年もよろしくお願いいたします。
本年もよろしくお願いいたします。
で、昨年の収穫ですが、実は2022年はあまりレコードを買っていません。
家のレコード棚が一杯になってしまった2年ほど前から、購入したら段ボール行き、になってしまっているので自粛中なのです。
というわけで、昨年最後の買い物はこちら


サンタナ「キャラバンサライ」の4チャンネルSACDです。
アナログLPはほぼリアルタイムで購入、毎日のように聴いていました。
今でこそ、マイルスやコルトレインからの影響や、スピリチュアルジャズからそう遠くない、とか理解できますが当時は高校生。分からないなりに何か高級な感じがしてカッコイイ、などと思ってましたが、実はA面のランニングタイムが30分近いので、寝るのに最適だった、というのが真相だったような気が・・・。
でも、当時から「4チャンネル」ってどんなんだろう、とは思っていたのです。
我が家の5.1chシステムは数年前に第2期ジェフ・ベック・グループのSACD

(写真のハイプシールが逆さになっているのはこの方が入れやすいため)
を聴こうと思って導入しました。オーディオをやっている方から見たらオモチャのようなものですが、それで聴いてみます。
冒頭のコオロギの鳴き声に続くハドリー・カリマンのサックスがぐるぐる回るのに始まり、今まで気が付かずにいた音がたくさん入っているのにビックリです。
習慣とは恐ろしいもので、だんだん眠くなってきますが(大体5曲目「Song of the Wind」の辺りで気持ちよくなって寝ます)我慢してたどりついたA面のハイライト、ラストの「All the Love of the Universe」、ギター&オルガンソロのバックで繰り広げられるマイク・シュリーヴとダグ・ローチによる凄まじいばかりのインタープレイのはずが・・・あれれ、ベースがあり得ないほどに小さくミックスされてますよ。スラッピングやポリリズミックなフレーズを交えた才気あふれるプレイなのに・・・これなら2chを選ぶよ、というガックリな結論です。
あらためて感じるのは、録音の途中でバンドを離れてしまった、創設メンバーでもあるグレッグ・ローリーの存在(不在)の大きさです。
バンドがスピリチュアル路線に舵を切ったのに合わずに辞めたのか、それとも彼が辞めたのでこちらに進まざるを得なかったのかは分かりませんがやはり、歌もキーボードも、特別にうまいというわけではないけれども味のある彼のプレイはバンドに不可欠だったように思います。
サンタナにとっては過渡期に出来てしまった最高傑作なのかもしれません。今後も折に触れて聴こうと思っています。(特に眠れない時)
そんなことで、本年もよろしくお願いいたします。
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